宮城県栗原市花山地区
2008年6月14日岩手・宮城内陸地震で多大な被害を受けた地域です。
花山地区応急仮設住宅には41件110人もの人達が生活をしています。
住み慣れた家を離れての生活に、不自由を感じない日はないという生活をされています。
そんな人達を元気付けたいと、メンバーは集まりました。
彼らは人気のプロのネイリスト。
日々の暮らしで使う手にオシャレをすれば、自然と元気になるはず。
今回のメンバー
吉井里砂さん(22歳、東京都在住)・・・人の笑顔が見たくてネイリストに。
加藤あゆみさん(22歳、神奈川県在住)・・・負けず嫌いでがんばり屋。
俵谷真希さん(24歳、兵庫県在住)・・・大阪のネイルサロンで店長を務める。
金子貴志(30歳、埼玉県在住)・・・まだまだ珍しい男性ネイリスト。
仮設住宅談話室に、仮設のネイルサロンオープンです!
多くの人が喜んで来てくれる!
みんなは期待に胸を膨らませます。
しかし、お客は誰もきませんでした・・・。それを見かねた、隣でボランティアの折り紙作業をしていた方が、ネイルをしてくれと言ってくれました。
そして、本音を教えてくれる人がいました。
爪のケアより、心のケアをみんな望んでると。
結局ネイルサロンには誰も来てくれませんでした。
その夜。
メンバー達は、
ネイリストに何ができるのか、何も出来ない自分達のふがいなさに涙が流れました。次の日。
メンバー達は何かしなければ、そういう思いで、仮設住宅の方達の元へこちらから訪問することにしました。
しかし、そこでもなかなかネイルをさせてくれる人はいません。
そんなとき、佐々木さんご夫妻が、家の中に招いてくれました。
佐々木浩さん(77歳)が、妻のかつゑさん(77歳)を少しでも元気にしてやりたいと思ったからです。
ネイルをしてもらった佐々木さんは、とても嬉しそうに笑顔をになっていました。
次の日。
自宅の様子を見に行く、大山幸義さん(57歳)に同行して、実際の現場を見に行くことになりました。
現在でも土石流の危険で、避難地域にしていされ、申請しなければ、家に戻ることもできません。
民家は、今もくずれたままで、野ざらし状態です。
大山さんはこういいます。
「家が壊れれば直せばすむけど、心はなかなかそうはいかない・・・」メンバー達は地震の惨状に圧倒されました。
自分達に何ができるのか、なんのためにここに来たのか。
ネイルどころではない
いらない・・
恥ずかしい
ネイリストなんて・・・
そんな悲しい気持ちでいっぱいになりました。
ネイルで人を幸せにできないだろうか・・・そんな中、その答えを教えてくれる人がいました。
一日目にネイルをさせてくれた方がこう言ってくれました。
「地震ですごく暗い気持ちだったけど、家事をしてるときに、キラキラッっと光る爪を見ると、心もウキウキ、春がきたようになったよ」その言葉がメンバー達に元気をくれました!
もう一度ネイルの力を信じたい!
みんなは「仮設住宅の人達に、
自分達の顔を覚えてもらうことから始めよう」っと立ち上がりました!
ネイルとは関係なしに、みんなに話しかけ、些細なお手伝いなど出来ることは率先してやり、みんなとスキンシップを心がけます。
そしてついにネイルサロンに初めてのお客さんが!!
千葉とくよさん(53歳)
仮設住宅に来て以来、引きこもりがちになっていた千葉さん。
春らしいラメの入ったピンク色で、とっても綺麗なネイルが完成です。
「とっても気持ちが明るくなりました。」
笑顔でそう言って、千葉さんは帰っていきました。
後日、千葉さんはこう話してくれました。
「本当にありがとうね。
なんかね、すごくね、自分で感激して、
落ち込んでたからさ、
お姉ちゃん達を見てると、帰ってきてからさ、涙こぼれてさ、
自分にも娘とかいるじゃん、
落ち込んだときに、私にもこんなに、親切にしてもらった気持ちが嬉しくてさ、
落ち込んでた気持ちが、少しでも・・・嬉しかった。」自分達のやってきたことを信じてやることで、みんなの気持ちを変える事ができて、みんなの笑顔がみれて。
無意味な職業なんて無い。
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いつもありがとうございます。
みなさんに幸せがありますように☆
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